男性不妊について
まずは男性から検査を
希望されて、1年たっても妊娠の兆しがなければ、まずご主人が不妊症の検査をうけましょう。なぜならば、奥様の不妊検査には身体的苦痛を伴いますが、男性の不妊検査にはなんの苦痛もないからです。そして、不妊の原因の50%以上は男性に不妊の原因があるからです。
夫婦で行なう不妊治療検査
子育てと同様に不妊治療もご夫婦が力を合わせて行うものです。
女性側に問題があっても、精子の質を向上させる事により、奥様の治療をより軽いものにでき、
それは生まれてくるお子さんへのリスク(先天異常など)を減らすことにもつながります。
また、男性の不妊症の裏に重大な病気が隠れている事があります。
例えば、不妊症の男性は精巣腫瘍(睾丸の癌)にかかりやすいことがよく知られています。
精液検査
射精された精液中の精子の状態を見る検査です。2~5日間禁欲後、採精容器に用手的に採取していただきます。
精液の量、1ml中の精子の数、運動率、奇形率、正常形態率を調べます。